Mashableにておもしろいスタートアップを見つけたのでご紹介します。
これまでのシェアのあり方を根本的に変えようという試みはとてもおもしろいです。
(Source: Hearsay Is a Social News App That Exposes Everything You Read )
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「何を読んでいるか」というのはその人を知る上で重要な指標です。今ではソーシャルメディアが普及しさまざまな記事がシェアされるようになりました。しかしその情報の多くは人々が自らの評判を高めるために選択的にシェアしたものです。
スタートアップHearsayは読んだものすべてをシェアすることで、この"計算されたシェア"を変えようとしています。
Hearsay共同創始者John Duncanは"もし他人が読んでいるものを見られる代わりに、自分が読んでいるすべてをシェアすることをユーザに納得してもらえれば、もっとおもしろいニュースエコシステムをつくりあげることができる。"と述べています。
オンライン読者が活発になりすべての情報がシェアされるようにー。
ちょうどFacebookがティッカーやオープングラフで力を入れているミッションと似ています。
Hearsayは見事にデザインされた新しいRSSリーダーのようなものです。People、Topic、Sourceをフォローすると、ニュースフィードは友達が読んだ記事で埋められていきます。その代わりあなたが読んだ記事もフォロワーにさらされることになります。
GLOBAL:
Hearsay全体のニュースフィード
PEOPLE:
フォローしている人々が読んだニュースフィード
SOURCES:
フォローしているソースのニュースフィード
TOPICS:
フォローしているトピックのニュースフィード
Hearsayのフィードに流れるのは記事の要約だけなので、全文を読みたい場合はソースをクリックしなければいけません。クリックすることで"読んだ"ことになり、記事フィードの左下に自分のアバターが追加されます。
Hearsayが最も苦労するところはPeopleの部分でしょう。今のところFacebookフレンドを一人も探せそうにありません。最初はお気に入りのサイトをフォローしたり(僕の場合はMashable、TechCrunchなど)、GlobalタブでフォローすべきPeople、Topic、Sourceを探すといいかもしれません。ユーザが増えていけばさらにおもしろくなっていくでしょう。
まだユーザも少なく対応しているのも海外サイトだけなのでこれからに期待したいですね。インタフェースがすばらしく、Twitter、Facebookへの共有も簡単にできるようデザインされています。また、このアイデアでは情報量が増えすぎるのではないかと懸念していましたが、各記事の注目度が一目でわかり読む記事の目安がつきやすいのでその心配はなさそうです。慣れない海外記事を読む手がかりにも使えそうです。
ソーシャルフィルタリングではない新しいシェアの形、試してみてはいかがでしょうか:)
>> Hearsay
類似サービス(アプリ)のこちらもチェック。
>> News.me
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