2011/09/01

津田大介さんとの勉強会

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先日友人が主催する勉強会に参加し、メディアジャーナリストである津田大介さんのお話を聞くことができました。遅ればせながら、その勉強会での内容を共有します。



イノベーションを起こすのは大学生

最大の理由はなんといっても「何かに没頭できる時間がある」ということ。社会人になると没頭できる時間を作るのは難しい。さらに、PC、インターネット、ソーシャルメディアが普及している現在、私たち大学生はとても恵まれた環境にいる。イノベーションを起こせる世代。


ソーシャルメディアで変わったこと

かつては、起業といえば「出る杭」状態だった。やる気に溢れ主体的に行動してる人がそれぞれ飛び出していった。しかし、Twitterをはじめとするソーシャルメディアが普及している現在、誰か飛び出す人間がいると、追いかける人間が出てきて大きなムーブメントに成長していく(Twitter納豆論)。


ネットでの表現

お金になる表現とお金にならない表現がある。
例えば雑誌だとフォロワー(読者)は予めクラスタリングされているため、読み手に合った表現をすることができる。一方ネットではフォロワーはクラスタリングされていないため、表現によっては誤解されやすい
フォロワーが増えるにしたがってPolitically correctな発言しかできなってしまうが、誤解を恐れずに表現していくべき。ソーシャルメディアは脊髄反射で利用すればいい。だからこそ、人間性や深層心理が表に出やすい。
ジュリアン・アサンジ氏(Wikilleaks)の言葉を借りると、ソーシャルメディアの役割は、不確かな情報の検証はプロの仕事。ソーシャルメディアはニュースへの多様な視点を提供するもの。そして拡声器であり、情報源である


ソーシャルメディアと復興

被災地の人が求めているのは
  • 多様な情報(一意的でない情報)
  • 生きるモチベーションとしての雇用と産業
  • 財力
さらに、善意の流通を継続させることが必要。
これらはマスメディアでは難しいがソーシャルメディアでは実現できる。
マスメディアは「飽き」に弱い。ソーシャルメディアは飽きない。


まとめ

  • コミュニケーション革命が起きていることを正しく認識し、恐れない
  • 「こんなことしたい」というアイデアを即座にカタチにできるのがソーシャルメディア
  • ソーシャルメディアは単なる情報の受発信場所ではなく、「客席とステージが行き来自在のライブハウス」
  • ネットだけにとどまらず、リアルとの相乗効果を大事にする
  • ネットに(ブログ等で)自分の知識を置いていけば仕事が舞い込む
  • とにかくいろんな人に会って共鳴する仲間を作る
  • 損得抜きにおもしろいムーブメントを起こすことで仕事や友人の輪が広がる
  • ネットはGive&Take



たしかに一日中何かに没頭できるのは学生のうちですよね。
この恵まれた環境をどう活かすか。
とにかく考えている時間よりも行動している時間を増やしていきたいですね。
ソーシャルメディアが普及し、今まで以上に革命が起こしやすい時代。
このおもしろい時代に生きているからには、なにか一発でかいことしたいな



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